サンゴ礁を次世代へ

みなさん、こんにちは。海の種　スタッフの生田です。

6月11日よりサンゴの産卵観察会を再開して5日目。6月15日19時36分、ついに待ちに待った瞬間がやってきました「ウスエダミドリイシ」の一斉産卵！この5日間、毎日告知してきましたので、みなさん、サンゴの名前覚えたのではないでしょうか

遠方から頑張って連日いらしてくださった方も含め、多くのお客様にサンゴの一斉産卵をお見せすることができて、私達スタッフも本当に嬉しかったです。昨夜産まれたサンゴの卵は受精を促した後、海へ放流いたしました。

昨夜産まれた卵の中から、受精したものが、サンゴの幼生となり、また海で新たな命を育むサンゴとして成長していきます。昨夜産まれた卵のなかから、海で大きく成長する確率はほんのわずかかもしれません。
でもあの産卵を目の当たりにした皆さんの心の中にはきっと何かが根付いたと思います昨日は100名以上のお客様が観察会にいらしてくださいました。産卵を目の当たりにして、感動していただいたお客様はきっとサンゴを大切にしてくれるはず！海を大切にしてくれるはず！そういった人が増えれば増えるほど、同じようにサンゴも守られていくものと信じています。

ここでお知らせですが、昨夜で「さんご畑」のほとんどの群体のサンゴが産卵いたしましたので、昨日をもちまして、2013年度の「サンゴの産卵観察会｣を終了とさせていただきます。お仕事の都合などで、産卵を見ることができなかったお客様、これからも毎年サンゴの産卵観察会を行っていく予定ですので、また来年チャレンジしてくださいね！

観察会が終わってなんだか寂しい～というお客様！「さんご畑」はほぼ年中無休で営業していますよ～！またいつでも遊びにいらしてくださいね！
それではスタッフ一同、また皆様とお会いできる日をお待ちしております



一斉産卵のはじまり～


100名を超えるお客様がいらしてくださいました！！


産まれた卵は受精を促して、海へ！サンゴとして無事育ってくれますように！